ぴろしき以外のロシアの話

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ロシアで銀行口座を作る!~ロシア留学に向けて⑩~

 健康診断の採血っていつになってもちょっとだけ緊張する。

 

どーもこんにちはだにーです。

 

そない痛くないとはわかってるんやけれども。

 

さて、ロシア留学に向けてシリーズも今回で第10弾。前回からいよいよロシア到着後の話に入っています。

 

ちなみに前回の記事はこちらからどうぞ。↓

 

 


前回はこのように到着から授業開始までの流れについてお話しました。

ここから長いようで短いようで長い留学生活が始まっていくわけですが、旅行と留学は別物で、留学ではお金の管理がさらに重要になってきます。高額の現金を常に持ち歩くのもリスクを伴いますし、いくらロシアがクレジットカード大国といえども現金が必要になってくる場面は生活していたら絶対に直面します。 そうなるとやっぱり現地の銀行の口座、カードは作っておくべきなんですよね。というわけで実際に僕が現地でどうやって口座を作ったのか、またどうやって利用していたかについてお話しようと思います!

 

 


①ロシア最大の銀行、Сбербанк

僕が口座を開設したのはロシア最大手の銀行、Сбербанк(ズベルバンク)です。

ロシアには他にも銀行はたくさんあるんですが、ほとんどの人がズベルバンクを利用していました。

ズベルバンクを選んだ理由として

  • ATMがどこにでもある
  • 支店もどこにでもある
  • 大学がСбербанкを推していた

の3つがあります。やっぱりお金をひきおろす必要性ってどんなタイミングで生じるかわからないので街中にたくさんATMがあったり支店がたくさんあるのは心強いです。ですが何より最大の理由は大学側がズベルバンクで口座を作ることをオススメしていたから。ゲルツェンの場合でも、ズベルバンクの口座を持っていれば学費などを払い込む時の手数料が割安になりますし、サンクトペテルブルク国立大学に至っては銀行とパートナーシップ的な何かを結んでいるようでATMからの振り込みもできるようです。しかも手数料はかかってなかった気が。

 


②口座開設は無料! 

口座開設は基本無料です。デビットカードを作ることになるのですがそれのプランによって年会費がかかってくることもあります。ですが留学される方はマックス1年程度だと思いますので無料のカードで十分です。(有効期限は発行から3年間)

 


③口座開設方法

まずは一番近くのСбербанкに行きましょう。google mapで調べればめっちゃ出てきます。銀行に

入ると受付係の人がいるはずなのでその人に

 

" Я хотел(-а) бы оформить моментальную карту вашего банка"

 

といえば理解してくるはずです。

 

すると受付から窓口に通してもらえますので窓口でももう一度上のロシア語を言いましょう。すると基本的に全部窓口の人が手続きをやってくれます。

必要な書類は

 

  • パスポート
  • 滞在登録(Регистрация)
  • ロシアでの電話番号

のみです。

また、"何かあった時のためにパスワード設定するから、何か考えて"

と言われますので適当なパスワードを決めましょう。

それらが終わり契約書にサインを交わすとその場でデビットカードが発行されそれに付随する形で口座が開設されます。ここまでの所要時間は約15分ほど。(ですがロシアの行政は非常に仕事が遅いので人によってはもっと待たされる可能性が非常に高いです。時間には余裕を持っていきましょう。)

 


④どうやって使う?

さて、いよいよカードが手に入りました。ですがデビッドカードなので口座にお金が入っていないと全く使えません。ATM(Банкамат)でお金を口座に入金します。これは基本的には日本での入金とやり方は一緒なので迷うことはないと思います。

ちなみにロシア語で入金は "положить деньги на карту"です。 この表現は便利なので覚えておきましょう。"Тройка"などの交通系カードにお金をチャージするときも"Положите ◯◯ рублей на карту, пожалуйста"といえばチャージしてくれます。

 


⑤アプリがめちゃくちゃ便利

このズベルバンク、デビットカード作るときにアプリを携帯にインストールするように促されますので前もってインストールしておくか、その場でインストールしましょう。

アプリをインストールすると作ったデビットカードとリンクさせる必要がありますがこれは受付の人がやってくれるので心配しなくても大丈夫です。

 

で、このアプリなんですがめっちゃくちゃ便利です。何が便利かっていうと、口座間でのお金の送金がクソほど楽なんです。というのも、送りたい相手の電話番号さえ知っていれば、口座が電話番号と紐づけられているので即送金ができてしまうんです。これがめちゃくちゃ便利で、家賃も大家さんの電話番号に月に一回振り込めば会わなくてもOKですし、友達間の金銭のやり取りもめちゃくちゃ楽になります。

 

例えばレストランでみんなで食事をしてお会計は割り勘っていうとき、日本だったらみんな現金でやり取りしますよね。それかお会計を別々にしてもらって一人一人支払いをしますがこれも時間かかるし煩わしいですよね。でもこのアプリがあれば、誰かが代表してカードで払ってしまって、それぞれが後で自分の支払う額をその人に送金すれば OK。送金にラグもないのでリアルタイムでお金の移動が行われます。もちろん口座間の送金手数料は無料です。日本でもゆうちょとかアプリでこういうサービスしてくれたらいいのになあってめっちゃ思います。基本的にロシアよりも日本の方がインフラは整備されているなあと感じることが多いですが、銀行やカードに関しては日本はロシアに遅れをとっていると感じます。日本郵便さん頑張ってください応援してます。


 さて、最後に余談になりますがロシアの銀行の金利について少し。

ロシアの銀行は日本の銀行よりも金利がめちゃくちゃ高く設定されています。

現在は最高で年利5.85%、低くても3%です。昔は年利10%近くあったのだとか。

対するゆうちょの金利は0.001%。ゆうちょも昔は8%くらいだったらしんですけどね...。

ですので仮にロシアの銀行口座を開設してそっちに100万円入れておくと一年で103万~105万円になります。一方でゆうちょに100万入れておいても1年間で100万100円。かなりの差ですね。非常に魅力的。

 

ですが年利が高いという事実だけを見て迂闊に手を出すことはお勧めできません。ロシアの経済は天然資源に頼っている部分が多く、石油や天然ガスなどが大きな財源となっています。こうなってくるとどうしても他国からの需要によって景気が大きく左右されてしまうため、経済の安定性という面では他の先進国に向けて少し疑問が残ってしまうのが現実です。こういった背景があり、多少金利を無理してでも海外の富裕層から外貨を取り入れ、安定した収益を得たいというのがロシア側の考えで、現在は多少無理をしながら金利を高く設定しているというわけです。ハイリスクハイリターンというのは物事の真理で、金利が高いのには理由があるということは頭に入れておくべきでしょう。

 

 

というわけで、ロシアに長期滞在される方はズベルバンクの口座は絶対作りましょう。お金の管理がぐんっと楽になりますよ!!!!

 

さて、少し順番が前後してしますのですが、次回はインフラつながりでsimカードの購入についてお話しようと思います!

 

ではでは~